西洋彫刻を志した仏師がお身体を制作し、若き女性の彩色職人の感性によりお姿を現された仏様 弓をかかげる一つ一つの指先、そしてお背中のせり上がり。お体のしなやかな曲線美を粘土で成形し、繊細に仕上げていく乾漆技法だからこそ、言うなれば”艶かしい美しさの表現”が可能となりました。